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音声の文字起こし変換にChatGPTを使おうとして、見事失敗→ちょうどいい原稿作成方法を見つけました。
この記事はGoogleドキュメントで原稿を音声入力したものを、ChatGPTで
- 改行
- 成形
- 文字整形
できるんじゃないかな?
できれば簡単で誰でも簡単にできるじゃん!
…と色々試してみたけれど失敗 → 試行錯誤の上、
- ChatGPTで記事変更をスムースに仕上げる方法を見つけた!
という、ご紹介記事です。
- 手書き草案を書いたら
- スマホでGoogleドキュメントに音声入力
- Google Apps Script で置換作業
- ChatGPTに校正してもらって
- 自分の手で最終仕上げ(markdownタグ入力など)
という順番で記事を仕上げます。
詳しくは以下から、どうぞ!
目次
今までの記事原稿作成手順
この記事 で詳しく書いていますが、
Googleドキュメントの”音声入力”原稿作成テンプレートを作りました!
今まで私がやっていた、音声入力 → 原稿作成の手順は
- 手書きで草稿を書いて、見出しや全体の流れをとにかく、書き出す
- 細かな言い回し、表現は最終で調整します。
- Googleドキュメントを使って音声入力
- 文章を音声入力することで、文章の流れがつかみやすく・修正もしやすいかと思います。
- Google Apps Script を使って、文字を置換・文章を整形
- スプレッドシートに自分の単語(置換)帳を作っているので、音声入力の誤差などはこの段階でカバーします。
- 整形後の文章を最終調整
- テキストエディター(VS Code)を使って、文章の表現や言い回しの修正をしたり、markdownタグをつけて仕上げます。
- VS Code のダウンロードとインストール方法はこちらから
ChatGPTを使えばもっと、手間が省けるのでは?!
私はこの音声入力方法がとても気に入っていて、もっとたくさんの人に使っていただけたらなぁ…!!と思っているのですがいかんせん、
- Google Apps Script って、誰でも使うには敷居が高い
んですよね😅
この単語の置換・改行作業をChatGPTがやってくれれば、
- 誰でも
- 簡単に
原稿作成が音声入力ではかどる…ハズです。
ついでに校正までしてくれれば、かなり時短になるのでは?!と思い、ChatGPTを使った原稿作成にチャレンジしてみました。
【ChatGPT】初心者向け講座 ビジネスで活用できる程に返答の精度や品質を上げるコツを徹底解説【非エンジニア向け】
ChatGPTの返答の精度・品質を高めることでビジネスに活用し効率的な文書作成・ブレスト・コンテンツ制作・要点整理などを実現する事ができるようになります。強力な助っ人AIをうまく使いこなして短時間・高品質なビジネス環境を実現しましょう。
ChatGPT利用の注意点
各所でよく言われていますが、ChatGPTに入力する文章は
- 第三者に読まれてもOKなものに限定
してください。 ChatGPTは、入力された文章でさらに学習していくツールなので、うっかりでも
- 個人情報
- 機密情報
などを入力してしまうと、どこかの誰かに見られてしまう可能性があり、また取り消しもできません。
悲惨なことになりかねないので、くれぐれもご注意願います。
ChatGPTはユーザーへの回答を常に蓄積・学習しているため、仮に質問として個人情報や機密情報を入力した場合、そのデータベースには送信された重要な情報が記録されていきます。そのため、他のユーザーへの回答として、過去に誰かが入力した個人情報や機密情報の一部が、誤って使用されてしまうリスクも否定できません。 ChatGPTの最新セキュリティ・情報漏洩リスクと対策を解説!AIサービス利用ガイドラインも公開! | wiz LANSCOPE より
ChatGPTを単語の置換・改行・校正作業に使ってみた
そういうわけで、ふとした思いつきでChatGPTでの置換・改行・校正作業に使ってみたのですが…
- 思った以上に、うまくいきませんでした😭
これまで、ChatGPTのプロンプトに関するインターネット記事などを色々見てはいたのですが…
そう簡単に、できるものではないですね😅
とくに難しかったのが
- 思い通りの改行をしてもらう
- 元の原稿(文章表現)を変更しない
という点でした。
Google Apps Script とChatGPT 置換の違い
実際に失敗してみてわかったのは、みんな違ってみんな良いということでした。
どういうことかというと
- Google Apps Script の置換:
機械的に文章の内容関係なく置換作業をしてくれるので、たくさんの改行があってもそのまま、機械的に置換します。- 良く言えば、コチラの思い通りの置換をしてくれます
- 悪く言えば、気を利かせた原稿作成ができません
- ChatGPTの置換:
文章の意味をとらえながら置換するので、文章表現で必要ない改行はしません- 良く言えば、文章の内容に沿った表現・読みやすい文章にしてくれます
- 悪く言えば、勝手にコチラの意図しない表現を入れてきます
私はリスト表示箇所で単語ごとに改行(音声)入力したりするので、機械的に置換作業してもらえるGoogle Apps Script のほうが向いていました。
なのに、特徴をよく考えずChatGPTに置換作業をしてもらってもそれは、なかなか難しく…
それぞれ向き・不向きがあるのだなあと、とても勉強になりました😥
失敗したプロンプト
失敗作ですが、少し、ご紹介しておきます。
失敗プロンプト その1
原稿の修正をお願いします。
【気をつけること】
元の文章を変更しないで下さい
【やってほしいこと】
1. 半角スペースの削除
2. 「開業、改行、会場、解除」を改行(\n)に置換
3. 文末に読点がない場合は、補完
4. 企業名や用語表記の間違いを、修正
【出力形式】
plaintext形式で出力して下さい
以上、よろしくお願いします。
いろんなことを一気にやろうとして、失敗です😥
「文章を変更するな」と言いつつも、「置換しろ」とか「補完しろ」というのは自分でも、矛盾してるよなぁと思いました。
「plaintext形式で出力」と言っているのは、コピペがしやすくなるからです。
失敗プロンプト その2
原稿をコピペします。
- 半角スペースを削除してください
- 原稿の文末に「改行、開業、会場」が出てきたら、改行を行って下さい
- 原稿の文章表現の変更は、しないで下さい
よろしくお願いします。
色々やってもうまく行かないので、
- やってほしいことを絞ろう(改行してほしい)!
と考えたのですが、これも失敗です。
「あなたは〇〇のプロフェッショナルです。」という定義付けをしていないのは、気を利かせた挙動をしてほしくなかったからですが…迷走していますね😅
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失敗の末、ちょうどいい具合の原稿作成方法を見つけました
そんなわけで、
- それぞれの得意分野を活かしつつ
- 私の原稿作成のスピードを上げるため
…に考えついたのが、以下の方法です(4番目を追加しました)。
Googleドキュメントの”音声入力”原稿作成テンプレートを作りました!
- 手書きで草稿を書いて、見出しや全体の流れをとにかく、書き出す
- Googleドキュメントを使って音声入力
- Google Apps Script を使って、文字を置換・文章を整形
- ChatGPTで校正作業
- 置換作業後の文章をそのままChatGPTに投げて、校正作業してもらいます。
- 整形後の文章を最終調整
4番の段階で、ChatGPTを入れてみました。プロンプトはこんな感じです。
あなたは校正のプロフェッショナルです。
原稿の校正をお願いします。
【気をつけること】
校正だけを行い、文章表現は修正しないで下さい
【特にやってほしいこと】
専門用語や企業名を、正しく修正して下さい。
校正が終わったら、テキスト形式でコードタグを使って出力して下さい。
では、よろしくお願いします。
あまり多くの指示をしていませんがこのプロンプトで、句読点を補完してくれたり、用語の訂正・音声入力で文字化けした箇所などを(前後の文章の意味を汲んで)修正してくれました 👌
ChatGPT校正の良いところ
ちょっとしたことですが、専門用語や企業名などは、
- 正しい用語や企業名を知っていないと、間違いに気づけない
ものなので、とても心強いです。
まとめ
ちょっとした思いつきで触りはじめたChatGPTですが、よくできているな!!と感心しつつも、
- 思うような結果を出すための、良いプロンプト
は難しいものだなぁと、勉強になりました。
これを機にさらにChatGPTで遊んでみましたので、追々記事にしていこうと思っています。
それでは!