原稿作成は Google音声入力 とChatGPT のタッグでより、スムースになる!

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音声の文字起こし変換にChatGPTを使おうとして、見事失敗→ちょうどいい原稿作成方法を見つけました。

この記事はGoogleドキュメントで原稿を音声入力したものを、ChatGPT

  • 改行
  • 成形
  • 文字整形

できるんじゃないかな?
できれば簡単で誰でも簡単にできるじゃん!

…と色々試してみたけれど失敗 → 試行錯誤の上、

  • ChatGPTで記事変更をスムースに仕上げる方法を見つけた!

という、ご紹介記事です。

  1. 手書き草案を書いたら
  2. スマホでGoogleドキュメントに音声入力
    • Google Apps Script で置換作業
  3. ChatGPTに校正してもらって
  4. 自分の手で最終仕上げ(markdownタグ入力など)

という順番で記事を仕上げます。

多少手間はかかりますが、全部を人の手でこなすよりは断然、ラクでした👍
すべて無料でできます。

詳しくは以下から、どうぞ!

今までの記事原稿作成手順

この記事 で詳しく書いていますが、

Googleドキュメントの”音声入力”原稿作成テンプレートを作りました!

今まで私がやっていた、音声入力 → 原稿作成の手順は

  1. 手書きで草稿を書いて、見出しや全体の流れをとにかく、書き出す
    • 細かな言い回し、表現は最終で調整します。
  2. Googleドキュメントを使って音声入力
    • 文章を音声入力することで、文章の流れがつかみやすく・修正もしやすいかと思います。
  3. Google Apps Script を使って、文字を置換・文章を整形
    • スプレッドシートに自分の単語(置換)帳を作っているので、音声入力の誤差などはこの段階でカバーします。
  4. 整形後の文章を最終調整

ChatGPTを使えばもっと、手間が省けるのでは?!

私はこの音声入力方法がとても気に入っていて、もっとたくさんの人に使っていただけたらなぁ…!!と思っているのですがいかんせん、

  • Google Apps Script って、誰でも使うには敷居が高い

んですよね😅
この単語の置換・改行作業をChatGPTがやってくれれば、

  • 誰でも
  • 簡単に

原稿作成が音声入力ではかどる…ハズです。

ついでに校正までしてくれれば、かなり時短になるのでは?!と思い、ChatGPTを使った原稿作成にチャレンジしてみました。

日本語で指示を出すんだし、大丈夫な気がします!

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ChatGPT利用の注意点

各所でよく言われていますが、ChatGPTに入力する文章は

  • 第三者に読まれてもOKなものに限定

してください。 ChatGPTは、入力された文章でさらに学習していくツールなので、うっかりでも

  • 個人情報
  • 機密情報

などを入力してしまうと、どこかの誰かに見られてしまう可能性があり、また取り消しもできません

悲惨なことになりかねないので、くれぐれもご注意願います。

ChatGPTはユーザーへの回答を常に蓄積・学習しているため、仮に質問として個人情報や機密情報を入力した場合、そのデータベースには送信された重要な情報が記録されていきます。そのため、他のユーザーへの回答として、過去に誰かが入力した個人情報や機密情報の一部が、誤って使用されてしまうリスクも否定できません。 ChatGPTの最新セキュリティ・情報漏洩リスクと対策を解説!AIサービス利用ガイドラインも公開! | wiz LANSCOPE より

ChatGPTを単語の置換・改行・校正作業に使ってみた

そういうわけで、ふとした思いつきでChatGPTでの置換・改行・校正作業に使ってみたのですが…

  • 思った以上に、うまくいきませんでした😭

これまで、ChatGPTのプロンプトに関するインターネット記事などを色々見てはいたのですが…
そう簡単に、できるものではないですね😅

とくに難しかったのが

  • 思い通りの改行をしてもらう
  • 元の原稿(文章表現)を変更しない

という点でした。

ちょっと考えてみれば、間違いに気付けたかも?しれないですし、わかっている人からすれば"当たり前"かもしれません😥

Google Apps Script とChatGPT 置換の違い

実際に失敗してみてわかったのは、みんな違ってみんな良いということでした。
どういうことかというと

  • Google Apps Script の置換:
    機械的に文章の内容関係なく置換作業をしてくれるので、たくさんの改行があってもそのまま、機械的に置換します。
    • 良く言えば、コチラの思い通りの置換をしてくれます
    • 悪く言えば、気を利かせた原稿作成ができません
  • ChatGPTの置換:
    文章の意味をとらえながら置換するので、文章表現で必要ない改行はしません
    • 良く言えば、文章の内容に沿った表現・読みやすい文章にしてくれます
    • 悪く言えば、勝手にコチラの意図しない表現を入れてきます

私はリスト表示箇所で単語ごとに改行(音声)入力したりするので、機械的に置換作業してもらえるGoogle Apps Script のほうが向いていました。

なのに、特徴をよく考えずChatGPTに置換作業をしてもらってもそれは、なかなか難しく…
それぞれ向き・不向きがあるのだなあと、とても勉強になりました😥

失敗したプロンプト

失敗作ですが、少し、ご紹介しておきます。

失敗プロンプト その1
原稿の修正をお願いします。

【気をつけること】
元の文章を変更しないで下さい

【やってほしいこと】
1. 半角スペースの削除
2. 「開業、改行、会場、解除」を改行(\n)に置換
3. 文末に読点がない場合は、補完
4. 企業名や用語表記の間違いを、修正

【出力形式】
plaintext形式で出力して下さい

以上、よろしくお願いします。

いろんなことを一気にやろうとして、失敗です😥
「文章を変更するな」と言いつつも、「置換しろ」とか「補完しろ」というのは自分でも、矛盾してるよなぁと思いました。

「plaintext形式で出力」と言っているのは、コピペがしやすくなるからです。

失敗プロンプト その2
原稿をコピペします。

- 半角スペースを削除してください
- 原稿の文末に「改行、開業、会場」が出てきたら、改行を行って下さい
- 原稿の文章表現の変更は、しないで下さい

よろしくお願いします。

色々やってもうまく行かないので、

  • やってほしいことを絞ろう(改行してほしい)!

と考えたのですが、これも失敗です。

「あなたは〇〇のプロフェッショナルです。」という定義付けをしていないのは、気を利かせた挙動をしてほしくなかったからですが…迷走していますね😅

得意分野を把握するって、とても大事です。

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失敗の末、ちょうどいい具合の原稿作成方法を見つけました

そんなわけで、

  • それぞれの得意分野を活かしつつ
  • 私の原稿作成のスピードを上げるため

…に考えついたのが、以下の方法です(4番目を追加しました)。

Googleドキュメントの”音声入力”原稿作成テンプレートを作りました!

  1. 手書きで草稿を書いて、見出しや全体の流れをとにかく、書き出す
  2. Googleドキュメントを使って音声入力
  3. Google Apps Script を使って、文字を置換・文章を整形
  4. ChatGPTで校正作業
    • 置換作業後の文章をそのままChatGPTに投げて、校正作業してもらいます。
  5. 整形後の文章を最終調整

4番の段階で、ChatGPTを入れてみました。プロンプトはこんな感じです。

あなたは校正のプロフェッショナルです。
原稿の校正をお願いします。

【気をつけること】
校正だけを行い、文章表現は修正しないで下さい

【特にやってほしいこと】
専門用語や企業名を、正しく修正して下さい。

校正が終わったら、テキスト形式でコードタグを使って出力して下さい。

では、よろしくお願いします。

あまり多くの指示をしていませんがこのプロンプトで、句読点を補完してくれたり、用語の訂正音声入力で文字化けした箇所などを(前後の文章の意味を汲んで)修正してくれました 👌

そもそも「校正」と言っているので、変に指示するほうがおかしいのかもしれませんね😅

ChatGPT校正の良いところ

ちょっとしたことですが、専門用語や企業名などは、

  • 正しい用語や企業名を知っていないと、間違いに気づけない

ものなので、とても心強いです。

この記事もこう やって書きました😀

まとめ

ちょっとした思いつきで触りはじめたChatGPTですが、よくできているな!!と感心しつつも、

  • 思うような結果を出すための、良いプロンプト

難しいものだなぁと、勉強になりました。

有料のChatGPT枠だったら、もう少しスムースにできるのか?気になるところです😉

これを機にさらにChatGPTで遊んでみましたので、追々記事にしていこうと思っています。

音声入力の置換スクリプトも、更新予定です。

それでは!