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いつものようにメールチェックをしていると、私がいつも利用しているXserverからメールに関する【重要】マークのお知らせが?!
さっそく中身を確認してみたところ…
Gmail仕様変更(外部メール取り込み機能の終了)について
Googleは2026年1月からGmailの外部メール取り込み(POP受信)機能を終了します。これにより、他社メールサーバーで作成したメールアドレスをGmailのPOP受信で利用している場合、Gmail上でメールを受信できなくなります。この変更はGoogle社の仕様変更であり、サーバー側での回避や延長対応はできないため、2025年中の移行が推奨されています。エックスサーバー メールより、意訳
とのこと。
…これは…。
何言ってるんだか、わからないぞ… 😱
目次
まずは、GmailでPOP受信しているのか?現状確認
そもそも私はGmailでPOP受信を使っているんだろうか?
この時点からよく、わかりません。
どこから手を付けよう…と思っていたら、わかりやすく紹介されたエックスサーバー
影響対象かどうかを確認する方法
【重要】Gmail仕様変更(外部メール取り込み機能の終了)についてのご案内 - 2025/12/05 | レンタルサーバー【エックスサーバー】
POP受信の詳細はよくわからないけれど、とにかく上記の設定がしてあったら変更が必要ということだよなぁ。どれどれ…。
- …バッチリ設定してあった!(そういえば、設定したような気もする😅)
ということで、調べてみました。
Gmail のPOP受信が終了すると、何ができなくなる?
今回終了するのは 「外部メールをPOPで取り込んでGmail上でまとめて読む機能」とのこと。
Gmail の画面上で他社メールをまとめて受信できなくなる
Gmail のPOP受信が終了すると、これまでできていた
- Gmail以外のメールアドレス(例:example@xserver.jp)宛のメールを、Gmailの画面でまとめて確認
- 複数のメールアドレスを持っていても、Gmail一箇所だけチェックすればOK!
…というかなり便利な使い方ができなくなります😭
受信できなくても、Gmail で送受信そのものができないわけではない
よくよく読んでみると、今回のお知らせは「取り込み機能の終了」と書いてあります。
…ということは。
- Gmail からの送信時に、他社メールアドレスを差出人として使う機能は引き続き利用可能
- Gmail 自体のメール送受信はこれまで通り可能
つまり「完全に使えなくなる」のではなく、
- 「他社メールをGmailでまとめて見る」という一部の機能が使えなくなるだけ
ということのようです。
では、今後はどうすればいいのか?代替案を探してみる
エックスサーバー
- GmailアプリでIMAP接続を利用する
- Thunderbirdなどの他のメールソフトを利用する
- WEBメールを使う
- メール転送を利用する
【重要】Gmail仕様変更(外部メール取り込み機能の終了)についてのご案内 - 2025/12/05 | レンタルサーバー【エックスサーバー】
GmailアプリでIMAP接続…という内容はなんだか難しそうなので、一番ベーシックな「他のメールソフトを利用」のセンで検討してみることに。
Thunderbirdを試してみたものの、大量の過去メールがネックに
メールソフトは、エックスサーバー
Thunderbirdとは?
Thunderbirdは、Mozilla が開発している無料のメールソフトです。複数のメールアカウントを一箇所で管理でき、オフラインでもメールを読めるのが特徴です。WindowsやMac、Linuxなど、さまざまなパソコンで使用できます。
Thunderbirdのインストール・設定は思っていたより簡単で、あっという間に接続完了。
…だったのですが、設定直後に不穏な動作をしていることに気がつきました。
Thunderbirdさん、これまで溜まりに溜まっていたGmailの古いメール—ほとんどいらない不必要なものばかり—をローカルにダウンロードしようとしているのです 😱
若干焦りつつもThunderbirdさんをオフラインにして同期を中断。
同期設定を”過去2年間分のメールのみローカル保管”という方針でさらに、探ってみました🔎
IMAP接続とGmailの「すべてのメール」

さて、Googleの仕様変更では”IMAP接続”を利用するように…とのこと。
私はあまり良く考えずGmailの「すべてのメール」も(Thunderbirdで)IMAP接続をする設定にしていたのですが、どうやらこれが、過去メール大量ダウンロードの原因だったようです 😰
IMAP接続って、何?
結局、IMAP接続について調べることになりました😅
IMAPは、メールサーバー上にあるメールをそのまま同期する仕組みです。メール本体はサーバーに残ったまま、パソコン側でも閲覧できるので、複数の端末から同じメールを見られます。
Gmailの「すべてのメール」とは?
Gmailの「すべてのメール」は
- 受信トレイ
- アーカイブ
- 送信済みメール
など、ゴミ箱と迷惑メール以外のすべてのメールが保存される特別なラベルです。
通常のフォルダとは異なり、Gmailでは
- メールは実際には「すべてのメール」に保存されており、受信トレイやその他のラベルは、そこから特定のメールを表示しているだけ
という仕組みになっています。
- 受信トレイからアーカイブしたメールも「すべてのメール」には残り続ける
- 削除しない限り永続的に保存されるため、後から検索して見つけることができる
ということですね。
「すべてのメール」をIMAP接続でそのまま同期すると?
便利なIMAP接続ですが、
- IMAPで同期する場合、Gmailの「すべてのメール」を同期対象にすると過去のメールすべてがダウンロードされます
私はここに引っかかってしまった…ようです😥
「すべてのメール」を同期しない or. IMAPのチェックを外してみる
だったら同期をしなければOK…?とも考えたのですが、万が一、設定をすり抜けて(?)Gmailには届いているのにメールソフトで確認できないケースがなくもなさそう。
この辺り、AIに聞いてみました。
結果は以下の通り。
質問
GmailとThunderbirdをIMAPで同期させるとき、「すべてのメール」を同期させない設定にした場合、Thunderbirdでアーカイブしたメールはどこへ行きますか?見落としは発生しませんか?結論
- Thunderbirdで「アーカイブ」すると、Gmail側では「受信トレイ」ラベルが外れ、実体は「すべてのメール」に残ります。
- 「すべてのメール」を購読していない場合、Thunderbird上では移動先フォルダーが見えないため、受信トレイから"消えた"ように見えます。しかし宙ぶらりんにはならず、Gmail上には存在しています。
- ただし、他に購読中のラベルが付いていない場合、Thunderbirdでは見落とし(見えない状態)が発生します。
AIの言う”購読”の(Thunderbirdでの)設定部分はもう試してみたのですが、うーん。とにかく
私の設定方法が悪かったのかも知れませんが、
- チェックのON・OFFで同期フォルダ・ラベルの切り替え
- 同期する期間を設定
くらいでは済まない感じです。
「すべてのメール」の同期をしない選択をしたとして、確認できないケースがないか?を再チェックするのはかなりの手間がかかります。
メール転送が、あるじゃないか!

ということで、ここでふと我に返りました。
- 何もメールソフト利用にこだわらなくてもいいのでは?!
…と😅
そもそも私がやりたかったのは
- Gmail以外のメールアドレス(例:example@xserver.jp)宛のメールを、Gmailの画面でまとめて確認
- → Gmailが使えなくなるから、他の手段で 1箇所でまとめて 確認
です。
私が使っているエックスサーバー
雰囲気で 😅 メールソフトのほうが良さそう!(便利そう!)と考えたのですが、転送してもらうほうが遥かに楽ちんです。
これだったら、今までの運用とほぼ変わらない運用で、メール管理できます。
実際、あっけなく設定が終わり、これまで通りGmailでの確認が—POPを通さずに—できるようになりました。
使っているメールサーバによってサービスが違うでしょうが一度、確認してみても良いのでは?と思いま
まとめ
いろいろ試した結果、結局メール転送が一番簡単で確実でした。
とはいえ、メール管理の方法は人それぞれです。
- 普段どんなふうにメールを使っているか?
- どれくらいの量を扱うか?
- PCとスマホのどちらをメインにするか?
など、状況によって最適な方法は変わってきます。
なので、この方法が皆さんにとってベストとも言い切れません。
それでも、私が堂々巡りしていた内容や試行錯誤は、きっとどこかの誰かの参考程度にはなるはず…!ということで、記事に残しておくことにしました。
とりあえず転送設定だけ済ませておくのがおすすめ
それでも2026年1月という期限が近いこともあり、まずはそれぞれのメールサーバーで転送設定だけ済ませておくのが最善策かと思います。
転送設定さえしておけば、これまで通りGmailでメールを確認できますし、焦ってメールソフトの設定を急ぐ必要もありません。その後、時間があるときにゆっくりとメール運用方法を見直していけば大丈夫!
まずは「メールが届かなくなる」という事態を防ぐことを最優先に、もう一度Gmailの設定を見直してみてはいかがでしょうか?
それでは!


