月間ファミリーカレンダーをパソコンで簡単手作り!(予定も一緒に印刷できる♪)

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家族みんなの予定が”ひと目でわかる”カレンダーを、毎月、簡単に作りたい!

普段からGoogleカレンダーを使って、家族の行事や習い事、予定の管理をしています。

Googleカレンダーは

  • 家族一人一人にカレンダーの割当ができる
  • カレンダーごとに色分けできて見やすい
  • 予定変更や繰り返し入力が超カンタン

なので、とても便利なんです。

Googleカレンダー

Google LLC無料posted withアプリーチ

でも、確認できるのは私だけ(スマホやPCで確認するから)なので、なんだかとても”モッタイナイ”😣
せっかく、家族の情報をまとめているのに・・・。

どうせなら家族みんなで共有したい!(子どもにも見てほしい!)

だったら、みんなが「ひと目で見てわかる」紙のカレンダーがやっぱり最強!!

・・・とはいえ、家族みんなの細かい予定を全部書き出すのは、ちょっとめんどくさい・・・😅

  • 翌月分のファミリーカレンダーを、できるだけ簡単に完成させたい
  • 手書きは面倒(でも、手作り感を出したい)

こんな願いを叶えるカレンダー(ファミリーカレンダー)は、ないかしら?✨

・・・ということで、作りました!

  1. Googleカレンダーを参照して、
  2. (好きな時に)印刷できる

だから「細かな予定変更にも柔軟に対応できる!
そんな、手作りファミリーカレンダーです😊
(いつでもOKな、今月・来月のカレンダー印刷を想定しています。)
(年間カレンダーが欲しい場合は、こちら↓をどうぞ!)

【2024年対応】スプレッドシートで簡単!万年カレンダーテンプレート

特に近頃は、週ごと月ごとでの予定変更を余儀なくされることも多いので「印刷できるファミリーカレンダー」を便利に使っています😉

設定が大変かもしれません・・・😥
が、一度作ってしまえば、かなり便利だと思います!

よかったらぜひ、使ってみてくださいね。

このファミリーカレンダーの仕組みを使って、できること

Googleカレンダーで入力した予定を家族ごとに分類して、ファミリーカレンダー(一人につき縦列1列分)として印刷することができます。

完成すると、こんな感じ↓になります。

ファミリーカレンダー作成例 その1
ファミリーカレンダー作成例 その2
  • A4ヨコサイズで2枚分〜の大きさになります
  • 上のサンプルは、1枚分です
    • 入りきらなかった分が、2枚めに印刷されます
  • Googleカレンダーの表示を設定しない、白紙(日付と名前のみ印刷)のカレンダーもあります

関連ページ

年間カレンダーや月間カレンダーがプリントできる、万年カレンダーもありますよ。

【2024年対応】スプレッドシートで簡単!万年カレンダーテンプレート

全体の流れ

  1. Googleカレンダーにそれぞれの行事、予定を入力こまめに入力しておくのがミソ)
  2. 月末、みんなの行事日程が確定したら、Googleスプレッドシート「FamilyCalendar(← ファイルのコピー+いくつかの設定をして使います)」を開く
    1. カレンダーのデータを取得しておく(ボタンクリックのみ)
  3. カレンダー内容を確認したら、プリンターで印刷(A4横2枚〜)
  4. 家族の目が届くところに、カレンダーを貼っておきましょう😃

必要なもの

  • スマホとパソコン
    • カレンダー入力するために、使用します
    • パソコンはファミリーカレンダーのためのスプレッドシートを作ったり、印刷などで使います
  • プリンター
    • カレンダー印刷用です
  • (できれば、ちょっと厚めの)コピー用紙
    • 約1ヶ月使うため、普通のコピー用紙ではシワシワになったり、破れたりしそうで心許ないです😅
    • 月半ばでの予定追加や予定書き込みも想定すると、少し厚めの用紙がおすすめです(色付きの用紙を使うと、雰囲気が出て良いですよ👍)

おすすめはこちら↓

使うアプリなど

  • Googleカレンダー
    • 家族の予定を入力します
  • Googleスプレッドシート
    • カレンダーの情報を取得します
    • 印刷用のファミリーカレンダーを作成します
  • (アプリではないですが)Google Apps Script
    • カレンダーに入力したデータを取り出し、表にするために扱いやすく加工していきます

注意事項とお願い

私のできる限りでこのカレンダーを作りましたが、(Google等の)最新の更新にもれなく対応していくのは難しいです😥

印刷する前に

  • カレンダーの曜日や祝日は正しいか?
  • イベントの日程に間違いはないか?

など、予め、目視でのご確認をお願いいたします🙇

自分でちょっと触っただけのつもりで、いつのまにか他の場所の数値をいじっていることや、全体が崩れることもあります。私、しょっちゅうやっちゃいます😅

カレンダーの間違いは、自分にも、家族にもダメージが大きいので、よろしくお願いいたします。

参考サイト

以下のサイトを参考に作成しました。

以下のサイトで、いつも勉強させてもらっています!

おすすめ書籍です↓

作成手順

まずは、Googleカレンダーを使って、家族ごとのカレンダーを作成しましょう。

ここからは

  • カレンダー = Googleカレンダー
  • スプレッドシート = Googleスプレッドシート

とします。

カレンダーの準備

「ファミリーカレンダー」なので、まずは家族それぞれのカレンダーを作成しておきます。

入力量も多くなるので、ここからはパソコンを使うことをオススメします。

カレンダーの作成と設定
  1. カレンダーを開いたら、右上にある歯車マーク → 設定をクリック
  2. カレンダーを追加 → 新しいカレンダーを作成
  3. 新しいカレンダーの名前を入力 → カレンダーを作成
家族(個別の)カレンダー作成例

サザエさん一家で例えてみます。
例えばカツオくん(小学生)の場合だと、こんなふうにカレンダーを作るのもアリです。

  • カツオ小学校行事
    • 小学校関連行事は全部ここに入力
  • カツオその他の予定
    • 習い事など、個人的な予定は全てこちらへ入力

このように項目別でカレンダーを作っておいて

  1. 印刷するときは「カツオ」ひとくくりで印刷
  2. 印刷でも別項目として「カツオ小学校行事」「カツオその他」として印刷

のどちらも(後で)設定可能です。

印刷する列数(項目別の縦列)を増やしすぎると印刷した時に分かりにくくなりますので、その点は注意しておいてください。

これを家族分、作成していきます。

あとは、行事や予定が決まるごとに、こまめにカレンダー入力・更新していきましょう😉

スプレッドシートの準備

カレンダーのデータを取得し、印刷するためのスプレッドシートを準備していきます。

スプレッドシートのコピーを作成

まずは以下のシートを開いて「コピーを作成」してください。
Googleにログインしていない場合は、表示されません。ログインは、右上のボタンから。



☆注意とお願い

シートを開いて「ダウンロード」を選んでも、以降から使うスプレッドシートをダウンロードすることができません。(”閲覧権限のみ”なので)

  • このスプレッドシートを利用する場合は必ず「コピーを作成」して、ご自身のGoogleドライブ内にコピーファイルを作成してください
  • ファイルを開いたときにファイルのシートに鍵がかかっている場合は、タブ選択 → 右クリックで、解除を選んでください
スプレッドシートファイルの中身

各スプレッドシートファイルの中には、以下のようなシートが含まれています。
OhYeah カレンダーの素」「OhYeah FamilyCalendar」ファイルを「コピーを作成」しておきます。

  • OhYeah カレンダーの素
    • カレンダーの素
    • 祝日一覧の素
  • OhYeah FamilyCalendar
    • FamilyCalendar
    • WhiteFamilyCalendar
    • CalData
    • 祝日一覧
    • 家族番号

「OhYeahカレンダーの素」ファイルは後ほど、Google Apps Scriptと紐付けます。
Google Apps Scriptファイルは、上記のコピーに含まれません。(後ほど新規作成します)

それぞれのシートの説明
  • OhYeah カレンダーの素

    ここからは単に「カレンダーの素」とします🙇
    以下の2シートは、Google Apps Scriptファイルと紐付けされ、Google Apps Scriptを使って、自分のカレンダーやGoogleの祝日カレンダーから必要な情報を取り出していきます

    • CalDataの素
    • 祝日一覧の素
  • OhYeah FamilyCalendar

    ここからは単に「FamilyCalendar」とします🙇
    カレンダー印刷するためのシートが主です

    • FamilyCalendar
      • 印刷専用
        • A4×2枚で印刷可能
    • WhiteFamilyCalendar

      • 白カレンダー印刷専用(必要なければ無くても良いです)
        • A4×2枚で印刷可能
    • CalData

      • カレンダー表示調整用(カレンダーデータを整えるため)
    • 祝日一覧

      • 祝日表示調整用のシート(祝日データを整えるため)
    • 家族番号

      • カレンダー表示調整用(この番号をもとに、カレンダー作成しています)

以上、2枚のスプレッドシートと6枚(白カレンダーがなければ5枚)のシートが必要です。

カレンダーの素ファイルを完成させる

まずは「カレンダーの素」ファイルを完成させていきます。

この「カレンダーの素」ファイルでは、Googleカレンダーから家族みんなのカレンダーデータを拾って、表にまとめていきます。

Google Apps Script ファイルの作成

カレンダーの素がコピーできたら

  1. ツール → スクリプトエディタでGoogle Apps Scriptファイルを作成します
  2. ファイルが開いたら「無題のプロジェクト」 → ファイル名を変更します
    ここでは「データ取得」とします
  3. 「コード.gs」 → 「カレンダー取得.gs」にファイル名変更
  1. ファイル → New → スクリプトファイル で、スクリプトファイルを新規作成します。
    ファイル名は「休日取得.gs」とします

ここから、「カレンダー取得.gs」と「休日取得.gs」の中身を作成していきます。
まずは以下をコピペしてください。

カレンダー取得.gs
/* 今月・翌月のカレンダーからイベントを取得する */
function getCalendar() {

  var spreadsheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheet = spreadsheet.getSheetByName('CalDataの素');

  sheet.clearContents();//スプレッドシートのデータを更新

  //  カレンダーIDを設定
  //  家族ごとに、配列入れ子
  //  家族IDごとに配列を分ける+ID順で並べる(001番~)
  // 「***************************」には、それぞれのカレンダーIDが入ります。

  var calIdAdd = [
    [ //家族ID 001 フグタ家
      '***************************@group.calendar.google.com'//フグタ家カレンダー

    ],[ //家族ID 002 マスオ
      '***************************@group.calendar.google.com'//マスオカレンダー

    ],[ //家族ID 003 サザエ
      '***************************@group.calendar.google.com'//サザエカレンダー

    ],[ //家族ID 004 タラオ
      '***************************@group.calendar.google.com',//タラオカレンダー
      '***************************@group.calendar.google.com'//タラオ プレ幼稚園カレンダー

    ],[ //家族ID 005 タマ
      '***************************@group.calendar.google.com'//タマカレンダー

    ]
  ];

  //  今月のデータを取得
  var d = new Date();
  var y = d.getFullYear();
  var mon = d.getMonth()+1;//いつから?→今月分から取得

  var date = ''+y+'/'+mon+'/01 00:00:00';//対象月を指定
  var startDate = new Date(date);
  var endDate = new Date(date);
  endDate.setMonth(endDate.getMonth() + 2);//データの範囲→2ヶ月分を取得。

  for (var n = 0; n < calIdAdd.length; n++){

    var id = n+1;

    for (var m = 0; m < calIdAdd[n].length; m++){
      var calendar = CalendarApp.getCalendarById(calIdAdd[n][m]);

      try{
        var events = calendar.getEvents(startDate, endDate);
      }catch(e){
        events = "";
      }

      /* イベントの数だけ繰り返してシートに記録 */
      for (var i = 0; i < events.length; i++){

        sheet.appendRow(
          [
            "=TEXT(""+id+"","000")",//家族ID
            "■ "+events[i].getTitle(),//イベントタイトル
          events[i].getStartTime()//イベントの開始時刻
          ]
        );
      }
    }
  }
}
休日取得.gs
var SHEET_NAME = "祝日一覧の素";

function holiday_main() {
  // 今年の1/1から
  var startDate = new Date();
  startDate.setMonth(0, 1);
  startDate.setHours(0, 0, 0, 0);

  // 来年の12/31まで
  var endDate = new Date();
  endDate.setFullYear(endDate.getFullYear() + 1, 11, 31);
  endDate.setHours(0, 0, 0, 0);

  var sheet = getholidaysheet();
  var holidays = getHoliday(startDate, endDate);

  var lastRow = sheet.getLastRow();
  var startRow = 1;

  sheet.clearContents();//スプレッドシートのデータを更新

  sheet.getRange(startRow, 1, holidays.length, holidays[0].length).setValues(holidays);
}

/**
 * SHEET_URLで指定したドキュメント内のSHEET_NAMEのシートを取得する
 */
function getholidaysheet(){
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheet = ss.getSheetByName(SHEET_NAME);

  return sheet;
}

/**
 * startDate〜endDateまでの祝日をgoogleカレンダーの「日本の祝日」から取得
 * [日付,祝日名]の多次元配列にした上で返す
 */
function getHoliday(startDate, endDate) {
  var cal = CalendarApp.getCalendarById("ja.japanese#holiday@group.v.calendar.google.com");

  var holidays = cal.getEvents(startDate,endDate);
  var values = [];

  for(var i = 0; i < holidays.length; i++) {
    values[i] = [holidays[i].getStartTime(), holidays[i].getTitle()];
  }

  return values;
}
カレンダー取得.gsの説明と注意
  • カレンダーのデータを2ヶ月分取得するようにしています

    今月分のカレンダーを改めて印刷する機会も多いかと思い、2ヶ月分のデータを取得しています。
    この辺は好みでカスタマイズしてください。(今月分のカレンダー表示方法は、後ほど案内します。)

  • ファイル名は、そのまま記入します

    例えば以下の部分↓の「<mark>’CalDataの素’</mark>」など、スプレッドシートのシート名をそのまま書くようにしてください。
    (シート名をオリジナルに変更した場合は、変更後の名前にするよう、注意してください。)

    var sheet = spreadsheet.getSheetByName('CalDataの素');
  • 家族ID(番号)として、番号を割り振っています

    後でカレンダーデータを扱いやすくするために、家族IDを割り振っています。
    カレンダーで表示させたい順番に、番号を決めてください。(後ほど、「Family Calendar」にて設定します。)

カレンダーIDの取得と設定

カレンダーIDは、それぞれのカレンダーIDを入力していきます。

  1. Googleカレンダーの設定メニュー → 設定
  2. 左側にある、マイカレンダー → 印刷したいカレンダーを選択
  3. カレンダーの統合 → カレンダーの統合から、カレンダーIDをコピー → 「カレンダー取得.gs」にペースト していきます(表示させたい家族分)。

1人に付き複数のカレンダーを表示させたい場合(この例では タラオ )。
後に他のカレンダーIDが続く場合は
********@group.calendar.google.com’,
のように最後に「,」を忘れないようにしてください。
エラーになります。

カスタムについて
  • 今月・翌月表示の設定について
    以下の2点を変更してもらうと、データを取ってくる範囲などをカスタムできます
    • var mon = d.getMonth()+1; //いつから? → 今月分から取得
    • endDate.setMonth(endDate.getMonth() + 2);//データの範囲 → 2ヶ月分を取得 
  • カレンダー表示設定
    最後のシートの部分で、カレンダー表記の仕方を変えられるのでお好きにカスタマイズしてください。
    • "■ "+events[i].getTitle(),//イベントタイトル 
祝日一覧.gsの説明と注意
  • 祝日一覧は、2年分のデータを取得しています
    年をまたぐ際に、必要になります。
    • 例えば以下の部分↓の「<mark>"祝日一覧の素"</mark>」など、スプレッドシートのシート名をそのまま書くようにしてください。(シート名をオリジナルに変更した場合は、変更後の名前にするよう、注意してください。)
      var SHEET_NAME = "祝日一覧の素";

      カスタマイズした方は、個々の名前を後ほど揃えるようにしておいてください。

動作するか?確認をします。

GASファイルが一通りできたら、一度テストしてみましょう。

カレンダー取得.gsのテスト

「カレンダー取得.gs」 → 関数 "getCalendar" を選択 → 右方向の黒い三角ボタンを押します。

成功していれば、スプレッドシートの「CalDataの素」にカレンダー一覧が表示されます。

祝日取得.gsのテスト

「カレンダー取得.gs」と同じように、関数 "holiday_main" を実行すれば、スプレッドシートの「祝日一覧の素」に祝日一覧が表示されます。

完成イメージ↓

GAS実行の設定

毎度GASファイルを開くのは大変なので、決めた日時になったら関数が実行できるように、設定をしていきます。

トリガーで実行させる
  • 現在のプロジェクトのトリガー(時計マーク) → 右下のトリガーを追加をクリック

  • データ取得のトリガーを追加
    • 実行する関数 → getCalendar
    • 実行するデプロイを選択 → Head(変更なし)
    • イベントのソースを選択 → 時間主導型
    • 時間ベースのトリガータイプを選択 → 月ベースのタイマー
    • 日を選択 → 20日(この辺はお好みで)
    • 時刻を選択 → 午前0時~1時(ここもお好みで)
    • エラー通知設定 → 毎日通知を受け取る(変更なし)

のようにして、保存。

これで月1回、20日の午前0時〜1時に自分のカレンダーデータを取ってくる設定ができました。更に祝日一覧のデータも取っておきたいので、同じようにして

  • 実行する関数 → holiday_main

も追加しておきます。
他の項目も、先程の "getCalendar" の設定と同じで大丈夫です。

手動で実行するために

念の為に、手動でも簡単にデータを取得できるように設定しておきます。

以下の内容を確認してください。

  • CalDataの素 → 水色の「Get Calendar !」ボタン
  • 祝日一覧の素 → ピンク色の「Get Holiday !」ボタン

がありますか?

スプレッドシートのボタンがない場合
  • 挿入 → 図形描画 → 図形 で、好きなボタンの形を作成
  • テキストボックス → ボタンの中に表示するテキストを入力(ここではGet Calendar !やGet Holiday !)する → 保存して終了(右上にある緑ボタン) → スプレッドシートの右側に置いておく
実行ボタンの設定

設置した(されていた)ボタンを「右クリック」るすると、ボタン右上に3点マークが出てきます。

  • 3点マークを「左クリック」 → スクリプトを割り当て
    • 「CalDataの素」には getCalendar
    • 「祝日一覧の素」には holiday_main

      と入力して、割り当てます。

大文字と小文字を間違えないように!

割り当てが完了したら、このボタンのクリックでも、データ取得することができます。(先程、ファイルで実行ボタンを押したのと同じことができます。便利😉)

確認のために、どちらもボタンを押してみてください。
それぞれのスプレッドシートにカレンダーのイベントデータが出力されると思います。

スプレッドシート「カレンダーの素」ファイルの設定は、ここまでです。

FamilyCalendarファイルを完成させる

スプレッドシート「FamilyCalendar」ファイルでは、「カレンダーの素」ファイルのカレンダーデータを参照して整形し、印刷用のファミリーカレンダーを作る設定をしていきます。

概ねスプレッドシート内で作成済みなので、あと少し設定を頑張ればOKです。

「CalData」シートの設定

まずは、「CalData」シートの セルD1 を確認します。

=IMPORTRANGE("********************","'CalDataの素'!A:C")

ここの部分の設定をしていきます。

  • 「CalData」シートの セルD1 の「********************」部分に、カレンダーの素ファイルの
    「https://docs.google.com/spreadsheets/d/************************/edit」
    アドレスのこの部分(*********)をコピペして貼り付けてください。
    • 貼り付ける時に、スプレッドシート関数の
      ""
      を消さないように注意。
      =IMPORTRANGE("*******",
      のようになります。
  • シートの名前を「CalDataの素」から変更している場合は、ファイル名も変更しておきます。
  • 許可を尋ねられたら、OKして大丈夫です。

すると セルD1 より右側部分に、先ほど作成した「カレンダーの素」での内容が、セルD1 から左側部分にはカレンダーデータを分解したような内容が表示されます。

「CalData」シートの設定はここまでです。

「祝日一覧」シートの設定

「CalData」シートと同じようにして、「祝日一覧」シートもカレンダーIDの設定とシート名の確認(変更)を行います。

  • 設定をするセルは B1 です
  • 許可を尋ねられたらここでもOKで大丈夫です

すると今度は、「祝日一覧の素」のデータが表示されます。

「祝日一覧」シートの設定はここまでです。

「家族番号シート」の設定

家族番号シートはカレンダー表示をする際、スプレッドシートで区別しやすくするために使用します。

家族IDは「001」から始まっていますので、001番から順番に割り振っていきます。
ここでは

  • 001 → フグ田家
  • 002 → マスオ
  • 003 → サザエ
  • 004 → タラオ
  • 005 → タマ

のように割り振っています。
ここでの番号は、GASのカレンダー表示に利用したIDと同じになるように注意してください。

カレンダーで左から表示左側から表示させたい順番に番号を割り振ります。

「家族番号シート」の設定はここまでです。

FamilyCalendarシートの確認

ここまで来たら、「FamilyCalendar」シートを確認してみましょう。

うまく設定できていれば、翌月分のカレンダーイベントデータを反映した「FamilyCalendar」が表示されているはずです。

  • 家族の人数が”少ない・多い”場合は、家族IDの数字が飛ばないように(連番になるように)注意して、列を追加・コピペや削除をして調整してください。

列を追加する場合は、セルの関数部分もコピーする必要がありますが、大抵の場合はとなりのセルから関数ごとドラッグすれば大丈夫です。

できない場合はコピペで、関数の参照セル部分を手入力で修正 → ペーストしてください。

土日祝日の色設定について

土日祝日はそれぞれ、

  • 背景:水色・ピンク色
  • 文字色:青色・赤色

となるように設定してあります。

「祝日一覧」シートの名前を変更している場合は、以下の方法から

  • 書式設定の詳細表示 → ファイル名の修正(ここの部分です↓)
    =COUNTIF(INDIRECT("祝日一覧!A:A"),$A1)>0

を行ってください。

また、スプレッドシートの関数をコピペしたりしているとよく、土日祝日の色設定が表示されなくなることがあります。その場合は、

  • 表示形式 → 条件付き書式 → 4つあるそれぞれの書式設定をクリックして、詳細表示 → 完了ボタン

とすることで、スプレッドシートに土日祝日の色設定を再度、認識させることができます。

それでもうまくいかない場合は、設定ルールのカスタム数式にある数式に、適当な数字を入れて消す → 完了ボタン とすると、たいてい認識してくれます。

カスタム数式を使っていますので、色変更の際に触る場合は注意してください。

印刷について

印刷は、印刷ボタンからできます。

印刷設定

お持ちのプリンターや、印刷したい紙のサイズに合わせて設定を変更してください。

私の設定は、以下のようにしています。(参考までに・・・)

  • A4サイズ
  • ページの向き → 横向き
  • スケール → 幅に合わせる
  • 余白 → カスタム数値
    • 上:1.524cm
    • 下:0.5cm
    • 左:0.5cm
    • 右:0.5cm
  • 印刷形式 → グリッド線を表示にチェック
  • ヘッダーとフッター → シート名(FamilyCalendar)にチェック(この辺はお好みで)
  • 次へボタンで、次へ
  • ページ → すべて
  • カラー → カラー
  • 詳細設定 → 用紙サイズ → A4サイズ

印刷できたら1枚目と2枚目を、テープのりで貼り付けておしまいです。

テープのりだと、仕上がりがきれいです👍

印刷用紙について

ファミリーカレンダーは1ヶ月利用するものなので、普通のコピー用紙よりも少しだけ厚い用紙を利用するほうがおすすめです。

さらに、真っ白の紙ではなく、ちょっと色のついた紙を利用すると、雰囲気の良いデザインのカレンダーが出来上がりますよ😉

まとめ

印刷してテープのりで貼り付けたら、家族みんなが見える場所に貼り付けて完了です😃

1ヶ月の間に行事の日程が変更になったら、印刷したカレンダーにガンガン書き込みしましょう!(もちろん、Googleカレンダーの更新も忘れずに😉
元々はコピー用紙ですので、躊躇なく書き込めます。

また、思いのほか行事の変更が多くて、書き込みがぐちゃぐちゃになりそうだったら再度、カレンダーを印刷し直すというのもアリです👍

今月分カレンダーの表示方法

「FamilyCalendar」シートのA4セルにあるテキストを

  • =TEXT(EOMONTH(TODAY(),1),"M") これを→ =TEXT(EOMONTH(TODAY(),0),"M")

のように、「1」 → 「0」にしてあげれば、今月分のカレンダーが表示されます。

後で「1」に戻すのを忘れずに!

Google Apps Scriptの仕様変更などあると思いますが、私が自分で使い続けている限りは、地味にバージョンアップして使っていきたいなと思っています。その際にはこちらのほうも、バージョンアップさせたいなと思います。

私としては、便利に使っていますので😊
良かったら使ってみてくださいね。

それでは!

おまけ

ここからは、設定変更に関するいろいろを・・・。

カスタムしている途中、表示が変になった!場合

スプレッドシートの場合なら、まずは深呼吸して

  • ファイル → 変更履歴 → 変更履歴を表示

・・・とすると右側に、今までの変更してきた履歴が表示されますので、それを確認しながら大丈夫だったところまで戻ってみてください。

▶(右向き黒三角マーク)を▼(下向き黒三角マーク)にすると、さらに細かい履歴が表示されますので、これで大抵、元に戻るができるのではないかな?と思います。

それでもどうしても直らない!場合は、今までの設定が消えてなくなってしまいますが、再度ファイルのコピーから設定しなおしてみてください🙇

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