染み入りました。(酔いがさめたら、うちに帰ろう。)

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酔いがさめたら、うちに帰ろう。 (講談社文庫):鴨志田穣

毎日かあさんを読んでいて、西原さん視点のお話はよくわかるんだけれどじゃぁ、鴨志田さんからの視点はどうなんだろう?とか、サイバラさんがテレビやいろいろなところでアルコール依存症のお話をされているのを見て、ではでは・・・と読んでみました。

なんていうか、染み入りました。

アルコール依存症で離婚。10回の吐血。再飲酒。ついにアルコール病棟に入院することになった、元戦場カメラマンの「僕」。そこで出会った個性的な面々との生活が、僕を変えた。うちに帰りたい―。依存症を克服し、愛する元妻、子供たちとの時間を取り戻したが、そこには悲しい現実が…。笑って泣ける私小説。

サイバラさんは昔むかしに読んでて一度離れ、毎日かあさんでまた、読むようになりました。なので、鴨志田さんとの共著あたりはあまり知らないのです・・・。
で、読んでみて。

お互いキッツいなぁぁ・・・・・・と。
アルコール依存症になってしまった本人、その周りの家族、ホントはそんな風に振舞いたくないのに病気の流れに飲み込まれていく感じがなんともはや。

全体を通して軽く・カルく書かれているんだけれど、よくよく考えて見れば結構シャレにならないこと(出来事)を言っていたり。それを感じさせないように、でもアルコール依存症という病気を知ってもらおう・家族にこの自分の本を読んでもらおう・・・なんていうか、切なくなってしまうような愛情を感じました。鴨志田さん、最後に少しでも、家族と一緒に暮らすことができて良かったです。

一緒にこちらも読んでみました。

西原理恵子月乃光司のおサケについてのまじめな話 アルコール依存症という病気

アルコール依存症という病気について、わかりやすくまとめられています。本人と家族、どちらも経験されているからこそのリアルな話が、読みごたえありました。

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