三大巨匠の作品も、クレヨンのお絵描きも。

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日曜日、浮世絵三大巨匠展に行ってきました。
歌麿北斎広重が一気に見れて、なおかつ、富嶽三十六景と東海道五十三次がまとめて全部見れてしまうという、なんとも贅沢な展示です。
こりゃぁ、見なきゃ損するっ!と思って観に行ったわけですが・・・。

疲れました(汗)。

展示自体は文句なし。
シリーズ(?)が一挙に見れるなんてこと、滅多にないでしょうし、とても面白かったのですが・・・お客さんが気になってしょうがなくって、疲れてしまいました。それはなぜかというと。(うだうだ言ってます。長いです。)

●お客さんが多くて疲れた。
入るまでに、1時間くらい並びました。
さすが、三大巨匠。
でもまぁ、これは、仕方ないことですよね。

●お客さんのほとんどが、作品を凝視(?)している。
それくらいたくさんのお客さんのほとんどが、何故か作品の目の前に立って、じぃー・・・っと作品を観ているのです。で、しばらく観たら、隣へ移動。ずらっと並んだお客さんが、作品の目の前からほとんど下がりませんし、うごきません。
これ、どこが変なの?って気もしますが、あんまり近くでものを観ると、全体がつかめないまま、ほとんど記憶に残らないってこと、よくありませんか?(木を見て森を見ずともいいますし。)

全体を観て、気になった細部があれば、近寄ってみる。
細部を確認したあとに、もう一度下がって全体を観て、全体の中でどんな風に細部が活きてたのか?とか、なんで(自分が)その細部のことが気になったのか?なんかを確認してみる。

文章にするとなんだかいやらしいですが、無意識にこんな風に観るもんだと思ってたんですが・・・。細部ばかりを見てる人が多くて、なんだかすごく、もったいない気がしてなりませんでした。

まぁ、でもこれも、人それぞれに見方があるとは思いますが・・・。

●モラルが低い・・・(泣)。
いちばんこれが、こたえたし、怒ったんですけど。

・子どもが作品に触ろうとしても、たいして注意しない親。
・子どもが作品の目の前で騒いでも、暴れようとしても、さほど注意しない親。
「たいして」「さほど」っていうのは、すごく怖いことだと思います・・・。それがどんなことか、親が教えてあげなかったら誰が教えてあげるのか?
理由がわかろうが、わかるまいが、ぜったいにしてはいけないことはその場で本気で教えないとわかんないし学ばないと思うのだけれど。(って、子どもがいない私が言うのはエラそうですが。)

そのほかに
・作品が展示してある壁に手をついて寄りかかる大人。
・今にも作品に触れんばかりに指を指して、感想を言い合う大人。(ガラス板のある額縁に入ってはいますが・・・。)
エトセトラ、エトセトラ・・・。

上に書いた、作品の目の前で凝視して動かない・・・っていうのも、いかがなもんかと。
たくさんの人がいる状況で、作品の目の前に立つってことは、その作品を独り占めするってことで。それがどういうことか、少しは考えてくれんものかなぁ。

別に特別なことでもないと思うし、展示品が三大巨匠の作品じゃなくって、ちびっこのお絵描きでも、おじいさんの趣味の油絵でも、そうしたこと(マナー)は変わらないと思うのだけれど。

こんなにマナーが悪い!て思ったの、始めてだなぁ。

大げさかもしれませんが、これからの日本はどうなっちゃうんだろう?
ていうくらいの、衝撃がありました・・・。

*****
おかしかったのは、富嶽三十六景を半分くらいまで観たところで、私の近くにいた女子高生らしき2人の会話。

「ねぇ、これとか、すごい色きれいよねぇ。」
「んー・・・。私はあんまり・・・。ところでさぁ、なんでこの人の絵ってずっと山が描かれとるん?」

うそぉ? て、思いました(笑)。

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