博士の愛した数式
小川 洋子
amazon >> bk1 >>
2004年度の「本屋大賞」に選ばれた作品です。
・・・さすが、本屋さん。
しっかり、面白かったです。
これ、読まないと何かを損してるような気がします。
そういう風に、私は勝手に決めつけたいと思います(笑)。
家政婦として働く「私」は、ある春の日、年老いた元大学教師の家に派遣される。彼は優秀な数学者であったが、17年前に交通事故に遭い、それ以来、80分しか記憶を維持することができなくなったという。数字にしか興味を示さない彼とのコミュニケーションは、困難をきわめるものだった。しかし「私」の10歳になる息子との出会いをきっかけに、そのぎこちない関係に変化が訪れる。彼は、息子を笑顔で抱きしめると「ルート」と名づけ、「私」たちもいつしか彼を「博士」と呼ぶようになる。(amazon >>より)
なんだか、ひとつの美意識というか、宇宙・世界の美しさというか、そういうものを「私」や「ルート」君と一緒に知ることができて、数字に対する目線がだいぶ変わりました。
素数の存在を知ったときに、私はなんだか漠然と怖さを感じたんですが、そうしたものにもう一度触れて、でも、今回は「博士」のおかげで”素数”に対して怖さ以外のものを教えてもらえました。
それと、「博士」の「ルート」君に対する接し方がとても良かった。
「ルート」君がいない時の「博士」は、とても見習えたものじゃないけれど・・・。



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