いろんなことを言われてみても・・。

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蛇にピアス : 金原 ひとみ
amazon >>

話題になった、あの本です。
借りることができたので、読んでみました。

内容:
ピアッシングや刺青などの身体改造を題材に、現代の若者の心に潜む不気味な影と深い悲しみを、大胆な筆致で捉えた問題作である。埋め込んだピアスのサイズを大きくしていきながら、徐々に舌を裂いていくスプリットタン、背中一面に施される刺青、SM的なセックスシーン。迫力に満ちた描写の一方で、それを他人ごとのように冷めた視線で眺めている主人公の姿が印象的だ。第130回芥川賞受賞作品。
顔面にピアスを刺し、龍の刺青を入れたパンク男、アマと知り合った19歳のルイ。アマの二股の舌に興味を抱いたルイは、シバという男の店で、躊躇(ちゅうちょ)なく自分の舌にもピアスを入れる。それを期に、何かに押されるかのように身体改造へとのめり込み、シバとも関係を持つルイ。たが、過去にアマが殴り倒したチンピラの死亡記事を見つけたことで、ルイは言いようのない不安に襲われはじめる。…(amazon >> より)

感想:
うーん・・・。
すごく痛々しかったです。
まぁ、肉体的にもそうですが、精神的にというか。
私にとっては、「イタイ」女の子のお話でした。

で、今回辛口です(汗)。
この主人公の女の子って、すごく空っぽなのです。
で、空っぽであるということを自負している・・・ように見えます。
そこが、なんだかなぁ・・・と思うのです。

空っぽな女の子(それも、そのことを自負してる)が、いくらいろんなことを言ってみても、こちらは何にも思わない(伝わらない)よ・・・。
そう思いました。

なんていうか、ずるい責任逃れっていうか。
あまりに都合がよすぎるって言うか。

それが思春期なのだっ!
て言われたら、思春期にシツレイな気がします。
(純粋な部分も見えなくはないけれど、それさえもかき消されてしまってます。)

あと、身体の改造とか、刺青とかセックスシーンとか、そういうの云々はあんまり関係ないよなぁとも思いました。身体(外見)を変えたからって、中身が変わるわけでなし・・・(きっかけにはなるけれども)。

だから、この中で作者は何を伝えたかったのか?
それもよくわかりませんでした。
だって、このコ(ルイちゃん)はそれを拒否してるようですし。
(ホントはすごく受け入れられたい子なの!という読みもありますが。それも、あまりに都合がよすぎると思う・・・。これは、書き方の問題ていう意味で。)

そんなわけで、あまり今後にも期待できなかったです。
主人公=作者ではないけれど、作品に拒否されてもなお、読みたい「何か」が私にはなかったので・・・。
正直、買うのはもったいないと思います。
立ち読みして、判断してください。

次は、「蹴りたい背中」を読んでみます。

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